この度、当社のAIプロデューサーが、国立大学法人 電気通信大学にて開講されている大学院生向け授業「ベンチャービジネス特論」に外部講師として登壇いたしました。

本講義では、約100名の学生の皆様にご参加いただき、生成AIの技術的背景からビジネス現場での実践まで、幅広いテーマでお話しさせていただきました。

■講義の主な内容

• 生成AIの本質と仕組み
  生成AIの基礎的なメカニズムや企業での活用事例に加え、ハルシネーションが原理的に発生する理由など、技術の特性について解説しました。

• ベンチャービジネスのリアル：顧客理解と「入口設計」の重要性
  当社が開発している「生成AIを活用したプロダクト」の実例を交え、ビジネス開発の要諦を共有しました。「顧客ニーズがある＝買われる」わけではありません。利用者が抱える心理的・環境的な壁を取り除く「入口設計」や本当の顧客をみつける「出口設計」の重要性を解説しました。

• 小さなDXチャレンジ：実践の場
  実際のビジネス開発においては、まず顧客や業務を解像度高く理解すること、そして小さな規模でも具体的な課題を確実に解決する「Small DX Challenge」という実践の場をお伝えしました。

講義後には、学生の皆様から、授業で得た教訓を5-7-5であらわした作句と
その句についての解説、また質問や感想をお送りいただきました。

当社は今後も、教育機関との連携や次世代の人材育成を通じて、AI技術の社会実装と産業の発展に貢献してまいります。